伝統工芸品の豊橋筆。
テレビ東京のニッポン行きたい人応援団という番組で紹介されていました。
完全な手作りで、一流の書道家が使う高級筆の全国シャア7割という驚きの筆です。
一度墨をつけたならいつまでも書けるという圧倒的な墨含みで、墨持ちの良さが抜群のようです。
一流品を使うことも大事ですね。
追記
世界!ニッポン行きたい人応援団、過去出演者の今の状態「あれから○年」を見ました。
再び豊橋筆が登場しましたが、「豊橋筆欲しい!」と影響されてしまい、ちょっと調べてみました。
豊橋筆とは、愛知県豊橋市付近で生産されている筆で、タヌキやイタチなど数種類の動物の毛を使い、それぞれの硬さや弾力などの特徴を活かし、太さや長さも使い分け混ぜ合わせ、特殊な技法である「練り混ぜ(ねりまぜ)」という職人技を使って作る高級筆です。
化粧筆なども合わせた筆全体としての生産量は、広島県熊野町の熊野筆に次いで全国二位ですが、書道家向けの高級筆としてのシェアは70%とも80%とも言われています。
豊橋筆は一般的な筆と比べて、墨になじみやすい、滑らかな書き味が特徴です。
番組でも墨持ちが抜群に良いのが紹介されていましたよね。
で、価格ですが、番組では1本何十万円!という筆が紹介されていたので、さぞかしお高いのだろうなーと思っていたのですが、意外と安い。
数千円から買えるんですね、しかも伝統工芸士の作品も。
数千円から数万円の投資で「字が綺麗になる」のであれば、価値はありますね。