がっちりマンデー 調味料

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がっちりマンデーで、地元民しか知らなかった超ローカルな調味料が、全国区にまでなった例を紹介していました。

最初に紹介されていたのは、沖縄県宮古島パラダイスプランという会社が製造販売しているパウダー状のお塩「雪塩」。

その次には、広島県広島市のヤマトフーズが作る唐辛子にレモンを合わせた調味料「レモスコ」。

三番目に登場したのが、新潟県妙高市の地元調味料で「かんずり」という香辛調味料。

ピリッとした唐辛子と柚子の香りが特徴で、妙高地域では400年以上前から伝わる伝統調味料なのですが、ここ最近で全国区に。

普通の唐辛子ではなく、かんずりのための専用の唐辛子が開発されていて、辛すぎず実の部分が普通の唐辛子の5倍も大きい品種が使われています。

その品種改良された特別な唐辛子を塩漬けして、冬の寒い時期にその塩漬け唐辛子を雪の上にまいて、唐辛子の苦味やアク、塩分をほどよく雪に吸い取ってもらう「雪さらし」という工程を経て、柚子と麹を混ぜ合わせ細かくカット、その後3年間もじっくり発酵させて出来上がる手間ひまかけた調味料なんですね。

発酵食品なので健康にも良さそう。

辛いけれど、煮物などに入れると滑らかな味になるということで、鍋や冷奴にも合うそうです。

キャイ~ンの天野さんは、新潟に行った時に、「かんずり」を入れた豚汁を食べたことがあるそうで、玉ねぎ多めに入れた甘めの豚汁にピリッとかんずりが効いていて美味しかったと。

試してみたくなってきましたね。

更新日2020-12-22